どうも。
第三弾。間違った印刷知識編。

次、グラビア印刷。
人によっては「グラビヤ」とも言う人が居るこの印刷。

と言っても、実はこっちはあんまり詳しくない自分。
あんまり立ち会ってないので。

普通の印刷ならば、シルク印刷かオフセット印刷を使います。
ただの平板とかシートならば。
ただ、相手が平板で無く、形状が付いている時にこれを使います。

なんと言えばいいのでしょうか。

伸びるインクを使ってるのかよく分からないですけど、多少なら形状に追従してくれるんです。
が、それはシルク印刷でも同じ。
伸びるインクはあります。

それでも、何故こちらを使う事があるのか。

それはシルク印刷よりも細かな表現が出来て、そしてオフセット印刷のように割れる事も無く、金・銀表現も可能だからです。

前に書いた自販機の物の印刷とか。
多分これはほぼこのグラビア印刷だと思います。

オフセット印刷よりは細かくないので、よく見ればドットも見えます。
でも、シルク印刷よりは細かいので目立つ訳でもありません。

中間みたいな物ですね。

で、メリット。

伸びるインクと伸びる生地を使っている事。
だから、形状を付ける事が出来ます。

印刷物の物を形状を付ける事を圧空と呼びます。
圧空印刷とは、印刷した物を、その形状に合わせて型取る事です。

一番良く分かりやすいのが、お面。
出店とかでありますよね。
ってか今でもあるのかどうか。
最近そんな所行ってないからわかんないですけど。

まぁ、ともかく、あれは圧空加工された印刷物です。
形と印刷がズレてるって事なかったですか?
あれは印刷の後、圧空してるのでズレてるのです。実際。

ただ、それらはおそらくシルクスクリーン印刷の物を圧空した物だと思われます。
精度も低いし。

じゃあ、このグラビア印刷はと言うと、かなりな精度で形に追従してくれます。
と言っても、限度はありますけどね。

そして、シルク印刷よりも、もっと細かく印刷してくれます。
おまけに金表現も出来ちゃいます。
伸ばしすぎると、ちと白くなっていきますけど。

で、どんな印刷か。

これは、インクの所をロールの生地が通っていく感じで印刷されます。
どちらかと言えば、オフセット印刷に近いです。
なので、機械もめちゃくちゃでかいです。

オフセットと同じように、一枚だけとか無理です。
ロールが終わるまで止められません。

だから、小ロットは駄目です。
量産用。

でも、そんな感じの物なので、おそらく自販機のサンプルの物とかはこれで印刷されています。
多分、ですけど、缶コーヒーの周りとかもこれの印刷です。
一年何本も印刷する訳ですから。
何百枚、何千枚、何万枚と必要ですし。

そして、金みたいな色もこれで表現してます。
実際は別工程ですけどね。
でも、そんな加工も可能なのです。

そして、型取りが出来る。
これが一番のメリットでしょうね。
上記に加え、形に出来る事が一番のメリット。
そして大量生産に向いている。
だから、缶とかによく使われるんでしょう。

缶に合わせて丸める事が出来る、イコールこれは生地が薄い事を示します。
グラビア印刷の生地はとても薄いのです。

で、デメリット。

上述した、大量生産しか出来ない、って事ですね。
とにかく多く印刷しないと、なんのメリットも無い。
そして高い。高価なんですよね。少ないと。
ただ、逆に多く印刷するならメリットだらけ。

とは言え、実はシルク印刷よりも色は薄い。
そして、オフセット印刷よりは荒い。

皆さんの今手元にあるペットボトルや缶の印刷をよーく見てみてください。
ドットが見えませんか?
これがあるんですよね。

あれば、それはグラビア印刷でしょう。
無ければ、出ないようにデザインしているのか、或いは別の印刷技法でしょう。

ただ、そんな細かさ普通は気にしないって事なので、そういう事です。
普通なら。
気にしない。
で良いのに。
気にする人居るんですよ、面倒ですけど。

グラビア印刷って言うのはそう言う印刷です。
まぁ、自分の場合はとある技法の時にだけ使用する印刷です。
形状が必要な時ね。

形状が必要だけれども、シルク印刷でやるお面みたいな厚みはいらない、って時とか。

ただ、多く使われるのは、それと一緒に成形をする技法です。
それがメインです。
と言うか、それが一番のメリットです。

ほーら、今皆さんが乗っている車の所にも……。
いや、それシルク印刷の圧空かも。


あー、圧空ですけど、基本フィルムをその形に熱処理とかで変形させてると思って貰えればいいです。
いや、本当はもっと金型があって、それに合わせてフィルムを真空成型してとかあるんですけど。

ただ、曲げるだけなら簡単ですけどね。


とは言っても、まだまだ勉強中です。
だってまだ工場とか見てない所もいっぱいあるし……。



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