どうも。
では、フォトショップに続いて、間違ったイラストレータ知識。

イラストレータってのはアレです。
イラスト作るやつです。
以上。


違うか。
いや、違わないかもしれないですけど……。

えーっと、フォトショップとイラストレータの大きな違い。
それは、フォトショップは解像度が存在する事に対し、イラストレーターはそれが存在しません。(データ上では)

フォトショップは、何かを作成する時に、まずサイズや解像度を決めてから作成します。
業務では大きめに作りますね。
解像度300dpiで、原寸大かその二倍で作る事もあります。
これは、印刷する事を前提に作っています。

でも、そんな大きなデータになると、当然重い、処理に時間がかかる。

しかし、イラストレータはそんな解像度を気にしなくて良いのは一番のメリットなのかも。

どんなに拡大しても、ドットなんて存在しないですし。
だから、素材等では重宝するのですが、イラストレータでフォトショップのような写真みたいな絵を作れと言われたら、いや出来なくないけどめっちゃ時間かかかるぜよ、って言います。

簡単な物ならそれほど難しくは無いですが、フォトショップのように、ペンで描くと言う訳で無いので、その時のフィーリングとかよりも、この色はこんなグラデーションで、この重ねで、とか色々考えないといけないです。
そして、基本はパスデータと呼ばれる線での作業なので、マウスの方が正確に作成できます。
と、自分は習いました。

パスを引くのって、本当に作業なんですよね。
描いていると言うより、作業してる。

そんな感じ。

イラストレータ(以下「イラレ」)は、そんなパス線で出来た絵なのです。
が、グラデーションとかもちゃんと出来ます。
そして、一応フィルタもついてます。ぼかしとか。
しかし、そのぼかしとかが、フォトショップのように綺麗でない。

自分は、イラレではフィルタをほとんど使いません。
綺麗ではないので。
その代り、グラデーションとメッシュをいっぱい使います。
そして、後の修正作業とかも考えると、メッシュよりグラデーションを多用します。

しかし、そこにはちょっとした知識が無いと、綺麗なグラデーションが出来たりしません。
まぁ、フォトショップは無理やり綺麗に出来るんですが、それでも知っておいて損は無いかと。

イラレでは基本、CMYKカラーを使用します。
一応RGB表示とかも出来るんですけど、イラレで作るデザイン画は、基本的に印刷を想定します。
で、印刷の事は前に書きましたが、基本CMYKカラーで印刷されます。

ここでよくある初心者のミス。
フォトショップで出来た絵を、自社の印刷機で印刷したら綺麗だったのに、印刷会社で印刷したら色が全然違うんですけど、ってやつです。
これ、フォトショップが基本がRGB表記されている事と、あと、会社にある印刷機がレーザープリンタとかインクジェットプリンタである事でよく勘違いされます。

でも、製版はCMYKカラーが基本ですからっ!
だから、そんなRGBカラーを出したいなら特色使ってくれっ! CMYKじゃ出ないからっ!

って感じです。
その分、イラレは印刷を想定されているソフトなので、基本表記がCMYKです。
RGBには変えないで……まじで。

で、グラデの事に戻ります。

イラレのグラデーションは、CMYKカラーなので、RGBみたいに綺麗になりません。
いや、二色程度ならまだ行けるんですけど。
それが例えば、赤から黒になって青になるとかだと、それごとに色をちゃんと指定しないと綺麗になりません。

CMYKカラーだと、黒は何種類かで出来ちゃいます。
K100%のCMYが0%のやつ。
K100%のC100%のMYが0%のやつ。
K100%のC100%のM100%のYが0%のやつ。
CMYKが全部100%での黒のやつ。

とか。

Kが100%だと一応黒になります。
が、そこが落とし穴。

赤だとCMYKではC0%、M100%、Y100%、K0%で真っ赤になります。
で、青はC100%、M100%、Y0%、K0%。
じゃあ、黒はって所ですが、これを例えばCMYが適当で、K100%でやったりすると、その赤から黒の所と、黒から青の所のグラデがとても汚くなります。

例えば、C100%、M100%、Y0%、K100%で黒を作ると、画面では黒く見てても、実は青っぽい黒だったりします。
だってCとMが100%入ってるんですよ。
そりゃ青いわ。

だから、赤から黒、黒から青のグラデであれば、中にある黒をこうします。
CMYK全部100%
の横に、赤寄りの方はC0%MYKが100%の黒。
青寄りの方には、Yが0%、CMKが100%の黒。

こうすると、黒は真っ黒で、赤の方は、赤い黒からビビットな赤へ、青い方は、青い黒からビビットな青へとグラデがかかります。

まぁ、要するにイラレの場合、色とかグラデとか、そんな事をするのなら、CMYKをちゃんと見て、良い所にその中間の色を配置しないと、汚くなるって事で。
フォトショップだとそれが力技で出来ちゃうんですよね。

で、イラレでもしも写真のような絵を作りたいのなら。

これらのカラーの事を知った上で、メッシュと言う機能を使います。
これは、グラデのマス目状の物で、マス目を多くすれば多くするほど色々出来ますけど、その分後戻りが非常に大変になります。
ただ、上手く扱えれば、これだけで綺麗な空とか水とかも描けます。
まぁ、根気のいる作業です。

だから、少し慣れてくると、いかにメッシュ数を少なくして、綺麗に描けるか、って事を考え始めます。
じゃないと、後からが大変だし。

まぁ、興味があれば、ベクター素材とかで検索してみると出てきます。
ベクター素材は基本イラレとかで作られてますので、そんな苦労をして作成されています。
その分、どんなに拡大しても綺麗。
まぁ、線の太さとかは調整しないといけない事もありますけど。
それもクローズドパスなら問題無し。
フォントもアウトライン化されてれば問題無し。
ま、それだと後から直すのが大変でもありますけどね。

そんなイラレですが、自分はよく設計用のラインを作る時にも使います。
イラレのラインは、DXFって形式に変えられて、それがソリッドワークスとかのCADソフトでも読み込めるから。
逆にJPGとかの形式の物はサイズがめちゃくちゃになるので使いません。
まぁ、フォトショップの中にもパス引ける機能はあるんですけどね。
でもそれがメインじゃないから、ちょっと使いづらい。

設計用のラインはライノセラスとかでも引けるんですけど。

後からそのラインを元に、絵を描こうとか思ってるのなら、イラレの方が断然良いです。個人的に。
ライノで3Dレンダしてしまえば良いですけど、それだと3Dデータも作らないとですし。


それにしても、パスってやつは知らない人だとほんと訳判らんって感じですよね。
なんでアンカーポイントがーとか、ハンドルがーとか。

一応、綺麗にパスを引くコツとしては、いかに少ないアンカーポイントでそれを引けるか、って事だとは思ってます。
アンカーポイントが少ないと調整も楽だし、オフセットとかしても綺麗なので。

基本として、丸い円ならアンカーポイントは4か所。これが基本だと思って貰えればいいです。
だから、半円なら三か所。
対角線上に同じような円弧状のラインがあるなら、同じような所にアンカーポイントをうつ。

こんな所です。

まぁ、イラレなんて本業がデザインとかじゃないと、あんまり使わないでしょうけど……。


そして自分は未だに勉強不足です。
だって機能が多いんだもん……。



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