人生の岐路 うつ病と自分


うつ病認定現在進行中デザイナーのどうでもいい独り言


デザイン

間違った印刷知識~グラビア印刷+圧空印刷~

どうも。
第三弾。間違った印刷知識編。

次、グラビア印刷。
人によっては「グラビヤ」とも言う人が居るこの印刷。

と言っても、実はこっちはあんまり詳しくない自分。
あんまり立ち会ってないので。

普通の印刷ならば、シルク印刷かオフセット印刷を使います。
ただの平板とかシートならば。
ただ、相手が平板で無く、形状が付いている時にこれを使います。

なんと言えばいいのでしょうか。

伸びるインクを使ってるのかよく分からないですけど、多少なら形状に追従してくれるんです。
が、それはシルク印刷でも同じ。
伸びるインクはあります。

それでも、何故こちらを使う事があるのか。

それはシルク印刷よりも細かな表現が出来て、そしてオフセット印刷のように割れる事も無く、金・銀表現も可能だからです。

前に書いた自販機の物の印刷とか。
多分これはほぼこのグラビア印刷だと思います。

オフセット印刷よりは細かくないので、よく見ればドットも見えます。
でも、シルク印刷よりは細かいので目立つ訳でもありません。

中間みたいな物ですね。

で、メリット。

伸びるインクと伸びる生地を使っている事。
だから、形状を付ける事が出来ます。

印刷物の物を形状を付ける事を圧空と呼びます。
圧空印刷とは、印刷した物を、その形状に合わせて型取る事です。

一番良く分かりやすいのが、お面。
出店とかでありますよね。
ってか今でもあるのかどうか。
最近そんな所行ってないからわかんないですけど。

まぁ、ともかく、あれは圧空加工された印刷物です。
形と印刷がズレてるって事なかったですか?
あれは印刷の後、圧空してるのでズレてるのです。実際。

ただ、それらはおそらくシルクスクリーン印刷の物を圧空した物だと思われます。
精度も低いし。

じゃあ、このグラビア印刷はと言うと、かなりな精度で形に追従してくれます。
と言っても、限度はありますけどね。

そして、シルク印刷よりも、もっと細かく印刷してくれます。
おまけに金表現も出来ちゃいます。
伸ばしすぎると、ちと白くなっていきますけど。

で、どんな印刷か。

これは、インクの所をロールの生地が通っていく感じで印刷されます。
どちらかと言えば、オフセット印刷に近いです。
なので、機械もめちゃくちゃでかいです。

オフセットと同じように、一枚だけとか無理です。
ロールが終わるまで止められません。

だから、小ロットは駄目です。
量産用。

でも、そんな感じの物なので、おそらく自販機のサンプルの物とかはこれで印刷されています。
多分、ですけど、缶コーヒーの周りとかもこれの印刷です。
一年何本も印刷する訳ですから。
何百枚、何千枚、何万枚と必要ですし。

そして、金みたいな色もこれで表現してます。
実際は別工程ですけどね。
でも、そんな加工も可能なのです。

そして、型取りが出来る。
これが一番のメリットでしょうね。
上記に加え、形に出来る事が一番のメリット。
そして大量生産に向いている。
だから、缶とかによく使われるんでしょう。

缶に合わせて丸める事が出来る、イコールこれは生地が薄い事を示します。
グラビア印刷の生地はとても薄いのです。

で、デメリット。

上述した、大量生産しか出来ない、って事ですね。
とにかく多く印刷しないと、なんのメリットも無い。
そして高い。高価なんですよね。少ないと。
ただ、逆に多く印刷するならメリットだらけ。

とは言え、実はシルク印刷よりも色は薄い。
そして、オフセット印刷よりは荒い。

皆さんの今手元にあるペットボトルや缶の印刷をよーく見てみてください。
ドットが見えませんか?
これがあるんですよね。

あれば、それはグラビア印刷でしょう。
無ければ、出ないようにデザインしているのか、或いは別の印刷技法でしょう。

ただ、そんな細かさ普通は気にしないって事なので、そういう事です。
普通なら。
気にしない。
で良いのに。
気にする人居るんですよ、面倒ですけど。

グラビア印刷って言うのはそう言う印刷です。
まぁ、自分の場合はとある技法の時にだけ使用する印刷です。
形状が必要な時ね。

形状が必要だけれども、シルク印刷でやるお面みたいな厚みはいらない、って時とか。

ただ、多く使われるのは、それと一緒に成形をする技法です。
それがメインです。
と言うか、それが一番のメリットです。

ほーら、今皆さんが乗っている車の所にも……。
いや、それシルク印刷の圧空かも。


あー、圧空ですけど、基本フィルムをその形に熱処理とかで変形させてると思って貰えればいいです。
いや、本当はもっと金型があって、それに合わせてフィルムを真空成型してとかあるんですけど。

ただ、曲げるだけなら簡単ですけどね。


とは言っても、まだまだ勉強中です。
だってまだ工場とか見てない所もいっぱいあるし……。


間違った印刷知識~オフセット印刷~

はい、どうも。

間違った印刷知識第二弾。
シルクスクリーン印刷ってやっぱり一番好き。

でも今回はオフセット印刷。
って、別にオフセット印刷が嫌いな訳じゃないです。
が、これってちょっとね。
初期費用が高いし、とにかく大ロット、いっぱい量産出来ちゃう技法なのです。


では、オフセット印刷に関して。

オフセット印刷。
こちらは基本、転写と言う事をする印刷です。

シルクスクリーン印刷が直接インクを乗せるならば、こちらはハンコのようにインクを付けた元地を生地に乗せる感じです。

で、オフセット印刷の強み。
これはとにかく細かい印刷が出来る事です。
シルクスクリーンだと300線相当。
通常、シルクスクリーン印刷は100線、または150線が基本です。

が、こちらは基本がそれくらい。

顕微鏡で見て、ようやく粒らしきものが見えるのか見えないのか。

とにかくグラデーションとかが綺麗に出ます。
写真を超大量に量産したいならこちらがお勧め。

そんなオフセット印刷。
これも実際はC,M、Y、K、の四色で出来ています。基本。
なので、カラーとしてCMYKカラーで間違い無いのですが、なんと言うかそれっぽく見えます。

実際元地は、鉄板で出来ています。
その鉄板に、C、M、Y、K、の色を乗せて転写します。
生地はロール状のめちゃくちゃ長い生地を使います。
100メートルくらいはあったかな?

忘れましたけど、とにかく、印刷する機械が大きいので、それを通す為には長くなけりゃいけないのです。

どれくらい大きいかって言うと、…………そこらの工場くらい。
長さ忘れました。
そして、乾燥させる機械も通るので、まぁ、長い。でかい。

写真とか、ドットを出したくないとか、そんな時に使います。

メリットは上述の通りです。
とにかくグラデーションとかは綺麗に出てくれます。
細かい表現も再現してくれます。
そしていっぱい作ってくれます。

が、それがデメリットでもあります。
一個頼んでも、ロールが終わるまでは機械が止められないのでいっぱい出来てしまう。
まぁ、機械でほとんど済ましてしまうので、そういう感じ。

実際、オフセットの印刷をサンプルで何枚か~、なんて客の要望があってもこれは断ります。
だって、何枚かじゃなくて、何百枚も出来ちゃうもん。

そんなオフセット印刷。

もう一つデメリット。
それはシルクスクリーンに比べると、色が薄い。

こればっかりは仕方ないです。
それは、シルクスクリーン印刷は、直接インクを乗っけているのに対して、オフセット印刷はハンコのようにインクを付けた元を生地に押しているからです。

だから、膜厚が薄い。
なので、色も薄い。
比べると、ですけど。

濃淡をしっかりとつけたいのならば、この印刷は向きません。

そしてもう一つ。
膜厚が薄い、イコール割れやすい。

曲げたりしたらすぐ割れます。
ヒビが入るのです。

精密だけど繊細なオフセット印刷、あんまり精密じゃないけれど大胆なシルクスクリーン印刷って言った感じです。

だから、オフセット印刷は他の加工との併用もあまり向きません。
なんとか出来なくもないけど。

そこら辺りは、印刷の専門の人との相談になりますね。

それでも、大量に必要で、かつ精密な物を印刷する時には使います。
でも、金色とかも苦手なオフセット印刷なので、それと併用してシルクスクリーン印刷をしたりします。
精密な表現の所はオフセット、抑えでシルク、ってな感じですね。

最近ちょっとシルクに押され気味のオフセット。
もちょっと頑張って圧空とか出来るようになれば……。

まぁ、機械の仕様上、厳しいのも判りますけどね。

ただやっぱりグラデーションとかは綺麗です。
データ通りに出来てくれますし。
色は薄いけど。

最近では、裏にシルクで金印刷、表にオフセットで実写的な絵を、って事も多いでしょうね。
ま、ただグラビア印刷で事足りるって事が多いでしょうけど。

オフセット印刷ってアレなんですよね。
その元になる物が鉄板で出来ているので、耐久性は良いんですよね。
だから何度でも何枚でも印刷出来ちゃう。
そこらへんも強みなのかな?
印刷速度も一回印刷始めてしまえば超早いし。
まぁ、そこまでの道のりが長いですけど。

ああ、でも最近圧空でもオフ使ってたなぁ。
伸びるインクでも開発したのか。

やっぱりまだまだ勉強中の間違った印刷知識。
だって印刷も日々日々向上してるんだもん……。

間違った印刷知識~シルクスクリーン印刷~

はい、どうも。
前回、折角色々デザインの事とか書いたので、気持ちが萎えない前にちょこっと書きます。
興味ある人だけどうぞ。

とりあえず、皆さんが一番目にする機会が多い印刷の事から。

って、先に弁明しておきますが、自分印刷業がメインじゃ無いので、間違ってる事もあると思います。
ただ、仕事で培ってきた印刷の知識ならば。

って事で間違った印刷知識について。

さて、皆さんは印刷に関してまずは何を思い浮かべるでしょうか。
一番最初に思い浮かべるのは、本とかですかね?

正直、本とかの活版印刷はあまり知りません。実は。
なので知っている方を。

でも、実際印刷は色んな所で使われています。
自動販売機、ありますよね。
で、そこにあるサンプルのいつも光っている目印のやつ。
あれも印刷の一つです。

風呂敷を広げれば、もっとあるんですけど。インクジェットとかスタンプとか。
ほら、皆さんが今見ているパソコンのモニターの文字は何で出来てますか? とか。
今見てるスマホの何処かに印刷されてる文字は、マークは? とか。
他にも車の中の色んな文字とか、電気家具の文字やらなにやら。

これらは同じ技法の物もあれば、違う加工でそうしてたりもしますけど。
でもこれらは全部何かの加工を施されて、その文字やら何やらを出しています。

って、この辺りは中級編とかになりそうなので、一番スタンダードな印刷。

まずは活版印刷。
これは小説とかで使われてますね。
まぁ、簡単に言えば版画と同じです。
黒の墨を、紙にペッタンと押すだけ。のはず。
あんまこっちは詳しくないんですよね。汗。

なので、知っている方をば。
うーん、でも皆さんが一番見て判って、そして自分が知っているものと言えば、やっぱり自販機ですかねぇ。
広告とかの張り紙は、おそらくインクジェットでしょうし。或いはグラビア印刷か。いや、無いか。多分インクジェットのはず……、いやグラビアだったかな。


はい。本題に移ります。

自販機のあの缶の印刷。
あれはグラビア印刷がほとんどでしょう。
もしくは、シルクスクリーン印刷を圧空した物か。


自分が一番よく使うのは、シルクスクリーン印刷と、あとオフセット印刷、そしてグラビア印刷ですかね。


じゃあ、タイトル通りシルクスクリーン印刷から。


シルクスクリーン印刷とは、網目状のシルクの布に特殊な加工で、加工した部分だけインクが抜けない物を使った手法の印刷の事です。
例えば、対象が平らであればシルクスクリーンは対応可能です。(多少なら形状ついてても対応してくれるとこもありますが)
メリットとしては安い、早い、小ロットから対応出来る事ですね。
やり直ししても比較的安くで済むのは助かります。
初期費用(イニシャル費)が安く済むのです。
シルクスクリーンの製版代は他より安いです。(ただ、大ロットになると話は少し別ですが)

で、シルクスリーンはその加工した布地を通して、インクを対象物に直接塗る感じです。
その布地はきめが細かいのから荒いのもあるんですけど、細かければ細かいほど詳細な印刷をしてくれます。
が、細かければ細かいほど、時間もかかります。イコールお金かかります。
ただ、ベタ塗りで良ければ、その荒さはそんなに気にしなくて良いので安く済みます。白一色とかね。

最近では四色分解とかも主流になってきてますので、その目の粗さも細かくなってきています。

四色分解とはなんぞや? って人も居ると思いますけど。
これは、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)、を分解して印刷する手法です。
これだとほとんどの色が出せますが、それでもCMYKカラーでは限界がある色もあったりします。
おまけにドットも出ますしね。
まぁ、アドビのイラストレータを使っている人なら判るでしょう。
CMYKとRGBの違い。

で、CMYKで出せない色と言うのは、特に青系は出ないですねぇ。経験上。
空色とかはまず出ないです。
そんな時どうするか。
特色と言って別に色を使います。

もう一度、シルクスクリーン印刷についてですが、これはあくまで一色一色を、シルクを通して印刷していきます。
つまり、一色一色を別々に印刷する訳です。
もしも、ここに赤と青の色の物をシルクスクリーンで印刷したいという物があれば、赤と青だけなので、二版で終わります。
赤、青、白の三色なら三版。

これは工程数の事でもあります。
なので、その分お金も上乗せされます。
一色毎に一工程。

じゃあ、写真のような物の場合は? って時に四色分解と言う技法を使います。
これは、印刷業者さんで、Cの部分、Mの部分、Yの部分、Kの部分を分けて、四回の工程で印刷してくれる技法です。
ただし、あくまでその色の掛け合わせで出している色なので、出来るだけ印刷業者さんも合わせてくれようとはしますが、出せない色だってあります。

そんな時に特色の登場です。
特色とは、その色限定の色版を作る事です。
例えば、ビビットな空色。
これはCMYKカラーでは出せない色ですので、特色を使います。
もう一つ、白色もありませんので、白も特色扱いになります。

とは言え、白色と黒色は結構よく使われるので、他の色より安いですけど。
印刷業者さんがもう使うからって、常に持っているからです。

でも、それ以外の色は、最初から作る、『調色』をしないといけないので大変です。
おまけにその色のインクが他に使われるかどうかも判らない。
ので、特注品だと思って貰えばいいです。

だから、そんな色を追加すると印刷業者さん的にはどうしてもその分の金額を上乗せしないといけないのです。
注文する側としては、それを考慮した上で発注する訳で。

出来れば、CMYK色と白色だけで終わらせたい、って時には、イラストレータでデザインして、版下を作って渡します。
ああ、白色だけは特色扱いになるので、ここだよって資料を作ります。

そして、シルクスクリーンのデメリットですが、このような写真のような印刷には向きません。
色が出せる、出せないの前に、とにかくドットのような粒ができるのです。
グラデーションとか不向き。

よ~く自販機の印刷物を見ると判ります。
あ、細かいけどドットの集まりで色が出来てるって。
まぁ、シルクじゃなくてグラビアかもですけど。
ただ一色のベタ版は判らないですけどね。

あと、シルクスクリーンの印刷の特性上、グラデーションのとこに「ジャンプ」って現象が起きる時もあります。
グラデーションの途中で、途端に色の線が走っているように見える事です。
これは、あくまでシルク印刷がドットで出来ているからの現象です。
ある一定の所で、印刷の粒と粒が重なっていない部分と重なっている部分が交わる所に出来ます。

でも、そんなシルク印刷ですがもちろんメリットもあります。
先述した、安い、早い、もですが、とにかく色がしっかりと出てくれる。
これに尽きます。
白と言えば、しっかりとその白色が出てくれます。
赤と言えばその色が。空色と言えばその色が。
グラデーションには弱いけれど、ベタ色ではシルク印刷が一番です。
そして重ね印刷も出来たり、他の特殊印刷とも併用が容易なのも魅力の一つです。

黒をとにかく黒にしたいっ! って時等はこれに尽きます。

ああ、服とかにも使われてましたっけ?
忘れたけど。

金・銀の色とかも綺麗に出てくれますし。

そんな印刷技法です。

この印刷、圧空にも耐えてくれるし、色はしっかりと指定すればちゃんとその色が出てくれるし、グラデーションを調整してあげれば、一番見栄えが良いので、個人的には好きです。

まぁ、かと言って個人でどうこう出来る印刷でもないですけど。
基本工場ですしね。

工場に行った時は、こんなにでかいんかい、って印象でしたし。

なので、デザイナーとしては、その印刷業者と印刷技法の事を知った上で、版下作成やデザインをします。
ここの色はCMYKで出そうだとか、この色は特色だから別途に資料が必要だろうとか、この細さなら出来るはずだから、とか、この細さは流石に無理だろう、とか、このグラデーションは色がジャンプしそうだ、とか。
この細かさだと版ズレしそうだから、0.2mmの余裕を持って、とかね。
現状、0.2mmが版ズレの目安ですね。まぁ、印刷屋さんに言わせればもっと間隔開けてくれっ、って言われそうですけど。0.5mmとか。

もっと考えると、この印刷は何版で、色はこの色で、合計の色、指定する細かさ(線数って言います)、四色分解は必要かそうでないか、出来るだけ四色分解でなく、かつ色版数を抑えつつ、如何に見栄えを良くするか。

出来ればここの黒は特色で、他は四色分解で、あと白版で、あーでもそれだと色版が増えるからここのデザインを調整してとか。

そんな感じです。

あと、製版して出来上がる製品の数とかでイニシャル費(初期費用)を考えたり。
それによっては印刷技法を変えたり、他の技法と併せて使ったり。



そして、これら上記の物は自分の経験上の物なので、間違ってるかもしれないですけど。
ま、印刷物は基本CMYKで考えろって事だけは間違ってないかな。


そんな自分もまだまだ勉強中です。
だって印刷技法だって向上してるんだもん……。

自称デザイナーとか書いてるけど、本当はデザイナーにはなりたくなかった件


はい、どうも。
一応、うつ病のブログとしては書いてるつもりですが、デザイン業務に関しちゃほとんど記載が無いこのブログ。
と言っても、本当はあんまり書きたくない。
と言うのは、タイトル通りで。

デザイナー。
それが今の自分の職業の職種。
ではあるけれど、本来はデザイナーとかになる気は全く無かった自分です。
じゃあなんでなったかって?
それはアレです。
お金です。

本来、デザインとは設計の意味もあるので、ある程度設計の知識も必要です。(と、今では思ってます)
まぁ、あくまで、今自分がやっていることがそう言った事なので、もちろんグラフィックとかだけの人もデザイナーと言えばデザイナーだと思います。

で、なんで自分が本当はなりたくなかったのか。
元々、自分は某美大を卒業しています。
小学校から高校までも、ずっと美術だけは一応高評価の成績でした。
家庭科もそうだったかな。
それ以外は、まぁ並程度?
でも、一応進学校に進んだので多少はあったのかな。
今では見る影も無いですけど。

そして、自分の父親はとある物を作る工場に勤務していました。
自分は、小学校の頃は母もその工場に居たので、帰る先がその工場でした。
何を作ってたのかは伏せますが、ほぼ手作業で作る物。
そんな中にいた訳で。
周りの仕事をしている人に交じって、子供の自分も見よう見真似でやってみたり、はたまたその要らなくなった残り物で工作してたり。

正直、絵も好きでしたけど、それよりも物を作る事が好きでした。
そして、高校の頃に自分の進学を決める時に、やっぱり自分は何かを作る仕事がしたい、それも手作業で。
そう思いました。

どちらかと言えば、デザインとかそんなお洒落な物よりも、民芸品とか伝統品とかそんな物を作る方が性に合っているのだと、今でもそれは思います。(いや、民芸品とかがお洒落じゃない訳で無いです。むしろ大好き)
けれど、そんな道に進むにはどうしたら良いのか全く分からず、そして曖昧だった高校の頃は、とりあえず大学に進むなら美大かな、程度で決めました。

そもそも、自分が通っていた高校は地方のその地域ではある程度名のある進学校で。
だから勉強も嫌なほどやらされました。
そして、自分は勉強嫌い。
と言うか、ただ覚えるだけの物が嫌いなのかもしれないです。
ある程度、目的がるのならば、覚える事も苦ではないですが、目的の判らないままただ覚える事は苦痛でした。
でも、高校の勉強って覚える事がまず前提で進みますよね?
古典だろうが数学だろうが歴史だろうが、まずテストでは覚えてる事が前提ですよね。
それが嫌いでした。
だから、少し覚えてれば、後はフィーリングやその時の考えで答えが分かる物は好きです。
高校の数学は公式とか覚える事ばっかりでつまらないかったですけど、中学の時の算数は好きでした。

大分本題と逸れました。

もう一つ、自分があまり得意でない、そして好きでない事。
それは人との交流。
これに関しては、得意でないから好きじゃないと言った方が正しいです。
だから、通じ合える人との交流は別に嫌いじゃないです。
ただ、自分の感性が独特すぎるのか、或いは自分が人としてまともでは無いのか、あまり通じ合える人は居ませんでした。
特に、高校の頃は。

だから、我が道を貫き通す芸術家と、人の要望や時流等を敏感に読み取って需要のある物を作るデザイナー、どちらかを取れと言えば前者になります。
けど、その道すらも自分にはハードルが高かったのか、合わなかったのか、違ったのか。
美大には受かったけれど、美大に通えば通うほど、自分が凡人なのだと思い知らされました。

けれど、何かを作る事が好きな事自体は今も変わりありません。

でも、芸術で生活できる人なんてほんの一握り。
自分も大学を卒業する頃、どうやって自分の生計を立てていくのか迷いました。

そして、ある時その美大の友人から声がかかりました。
デザインやってみないか、と。

声をかけられた理由は、自分が独学ではありましたが、Adobe系のソフトが使えた事、そして立体とかも作れた事、そんな所でしょうか。
そして、その先が自分の知る人が社員として居た事は、自分が受かる理由の一つでもありました。
たまたまでしたが、その声を掛けてくれた友人が、自分の家にその会社の社員の方を連れて遊びに来てたんです。
で、仲良くなって、そして声を掛けられて。

でも、そこはまだ正社員でなく契約社員。
その頃は、制限期間はあったけれど楽しく作業をさせてもらえてました。
そして、そこでデザインとはなんぞや、って事を正式に教わった気がします。

随分とそこで勉強させてもらえましたし、この恩に関しては今でも感謝しています。

ただ、どこまで行っても契約社員。
期間が過ぎれば解約でした。

だから、その会社とも繋がりのある、子会社に応募したのです。
それが今の会社な訳で。

そして、そこで初めて自分がデザイナーなんだと判る物が出来ました。
それは名刺です。
名刺に、○○会社 ○○課 デザイナー○○(自分の名前)が書かれてる訳で。
なんか複雑な気分でした。

自分はデザイナーになりたかったのか。
否。
本当は違う。
けれど、その会社に入社したのは自分の意志。
そしてその会社での自分の役割はデザイナー。

そこに入ってから、また勉強のやり直しでした。
今まで契約社員でやってきた事は、デザイナーのアシスタント的な役割で、本来はこういう物だと。
いや、それも本来なのかどうか怪しいですけど。

客とのやり取りで、言葉では中々上手く表現出来ていない事を感じ取り、それを自分の中でまとめ、そして本当にお客が何が欲しいのか、何を表現したいのかを解して、それを実際にラフ画にする。
そしてそれを更に現実に量産出来る物に落とし込みつつ、デザインを調整していく。

そして、自分がやっている事は、それを実際『実物』にするので、設計者とやり取りをして、量産出来るように合わせこんでいく。

自分もある程度設計の知識を使い、設計者が簡単な設計(デザイン無視した設計)で終わらせないようにコントロールしつつ、そして量産する工場が実際に出来るようにも調整して、今度は客側にそれを上手く説明して納得させる。

……長くなりそう。
なので、ここら辺で今回はやめときます。
が、つまりそういう事で。

でも、自分はいつも「何か違う気がする」、そんな気持ちを抱きつつ仕事してます。

本当は、小ロットでも良いから、自分の自作の物を量産して、何処かのお土産屋さんとかに並べてもらって。
そんな方が性に合ってる。
もちろん売れれば、もありますけれど、それでも、自分はデザイナーと言うより、職人。
うん、職人。それが一番合ってる。
細部まで拘りたい。でも、それを気を抜くことなく一つ一つ作成していく。
そっちの方が性に合ってる気がする。


今の自分の名刺には、相変わらず『デザイナー』とかついている。
おまけに、役職名まで増えやがった。
いらんから。まじで。

まぁ、裏を返せば、それだけ評価はしてもらってるのでしょうけど、そもそも人の感性を感じ取るとか性に合わない。
どうやって言えば、この人の表現したい物が感じ取れるかとか、どう表現すれば、この人にビビっと届くのかとか本当は考えたくない。
自分の感性だけで作りたいけど、会社と言う組織の中で、お客と言う人のやりたい事を表現してやるとか、正直疲れるけど、それをやらないと会社の中でのデザイナーは使えないし。

今では、やりたくないのにこんな事まで覚えちゃいました。以下。


・adobe CC(全部)←まぁ、メインだし
・Modo
・3DMAX
・Freeform←これ好き。めっちゃ高くて個人じゃ持てないけど。
・ZBrush
・Solidworks←否応なく。
・AtoCAD←不本意
・Fusion 360
・Microsoft Office(全部)←パワポが一番得意。エクセルもか。

他、設計知識とか、印刷知識とか、二次加工知識とか、成形知識とか諸々。


いらんとは言わないですけど、本音では手作りでやりたいっす……。
まぁ、機会があればこんな知識とかでも良ければ書きます。

あ、宣伝。(してもいいのか?)
adobestockに自分の制作物(仕事のじゃなくて趣味で作ったやつです)があります。

では。
プロフィール
112monokuro


現在うつ病再発中
ブログ放置歴8年くらいの中の人
通院はずっと続けてたけど
再度酷い状態になり
休職をきっかけにブログ復活
画像は昔の私の作品

治療しながら現在は在宅で
デザインやムービー作成等々をやっています。
2012年の6月にうつ病発覚

使用中の薬
レクサプロ錠10mg×1
レメロン錠15mg×3
フルニトラゼパム錠 2mg「アメル」×1
ジアゼパム錠5mg×1
ソラナックス0.4mg錠
アモバン錠7.5 7.5mg
メッセージ
楽天市場